休みも終わり、忙しい日常が始まってしまいました。
忙しくなったり、しなきゃいけない事がでてきますと、
俺はなぜか部屋を片付けだす習性があります。（現実逃避
というわけで、今日は帰ってきてから、
正月かよというぐらい、隅々まで部屋を片付けていました。

そんなこんなで、机の中を整理整頓していますと、
机の三番目の引き出しから、
犬の首輪と、小学生の俺が犬と雪山で遊んでる写真が出てきました。

この二つのアイテムは、
いつ見ても悲しい気持ちになります。
人生の失敗は数多くあれど、
これは本当に取り返しのつかない事をしてしまったと、
見つけるたびに何度も後悔します。

昔犬を飼っていました。
両親は生き物を飼う事に反対でしたが、
そのころソロバン塾に通ってた小学5年生の俺は、
ソロバン一級受かったら、
犬を飼わせてくれと交渉し、
見事試験が受かり、犬を飼う権利を勝ち取ったのでした。

その犬はメス犬で、
柴犬をベースにした雑種でしたが、
それはとても可愛い犬でした。
捨て犬だった所を親戚の家に保護されていて、
ウチで育てる事が決まって、
貰いに行って時、一目見ただけで、恋に落ちました。
ああ、なんて可愛いんだと。
俺はハチベエというキモカワイイ名前に本気でしたかったんですが、
家族一致で却下され、
ちっこいからと理由だけで、チビという名前になりました。
普通すぎて、正直不満でした。
俺が親と交渉して、俺が勉強を頑張ったのに、ぷんぷん。

そのチビは性格も大人しく、絶対に吼えません。
結局、吼えたところを一度も見ることはありませんでした。
他の犬が吠え掛かりますと、怯えてクゥンクゥンいいます。
本当に可愛くて、飼ったばかりのころは2時間ぐらい散歩しました。
さすがに子犬なので、疲れて一歩も歩けなくなってしまい、
最後は俺が背負って帰るという、わけのわからない事もありました。

そんなこんなで飼い始めてから半年がたったある日。
チビの散歩に出かけようと、
首輪を散歩用のヒモに付け替えようとしたとき、
犬が急に暴れだし、
俺の手から放れ、道路に向かって走りだしました。

ウチの裏手は国道で、
車がビュンビュン走ってます。
「あ！まって！」
と追いかけましたが、
チビはそのまま国道を突っ切ろうとします。

本当に驚きました、
普段は本当に大人しい「おっとり」した犬なのに。

その国道を、犬は突っ切ろうとします、
俺も犬を追いかけ、走り出しました。
「このままだと、チビが弾かれて死んじゃう。」
そう思いますと、我が身を考えるより先に、俺も道路に乗り出していました。

犬は中央分離帯の、草木を植えてある所でとまり、
俺もそこでおいつき、手を差し出しながら向かいあいます。
こんな感じ。
______________________

車＝＝＝
　　　　車＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　車＝＝＝＝
______________________

　　　犬　　俺
______________________

　　　　　　　車＝＝＝　
車＝＝＝＝　　
______________________

「お願いだから戻ってきて、お願いだから俺の方に戻ってきて」
と何度も念じました。
その間も両脇で車が高速で通っています。
もう泣きそうで、どうすれば良いのか何も浮かびません。
ただ帰ってきてと、泣きながら念じるだけ。

しかし、願いかなわず、
犬はまた道路に向けて走り出し、
ちょうど来た車に轢かれました。

「ゴッ」という音がしました。
本当に軽い音で、今でも耳に残っています。

「ああああああああああああああああ！！！！」
叫びながら俺も駆け寄り、
道路の真ん中で、不自然に横たわる犬を素早く抱きかかえ、
歩道のほうに駆け出しました。

見ますと、
口から大量の血をだしています。
今考えれば、首の骨が折れたのでしょうね。
俺の手も、Tシャツも、真っ赤に染まります、
抱えながら、家に戻り「お父さん助けて、病院！！！病院っ！！！！」
と言いましたが、もう駄目なのは自分でもわかってました。

子供ながらに、
俺のせいだ、俺のせいなんだ、とずっと思ってました。
その後一週間ぐらいは、
朝に目を覚ますたびに、
これが夢であれ、夢であれと祈りました。
いつもそこにある犬小屋を見れば、
そこにはやっぱりチビが居て・・・・。

もうちょっと注意して首輪を扱っていれば、
防げたはず。

手をもっと伸ばしていたら、
最初のほうで掴めていたかもしれない。

そもそもあの日、散歩をしようと俺が思わなければ、
こういう事にならなかった。

このチビの首輪と写真を見ますと、
いつもそう後悔します。
ごめんな、チビ、ごめんな。
そしてまた、机の三番目の引き出しにそっとしまう、
トマシでした。



という本当のような作り話。

最近色々な方から、
よくお辞儀されます。
誰にも認められなくても良い、
むしろ認められるような事じゃないと思っていますが、
認めてくれるなら、それはそれで嬉しい限りです。
俺を見かけた瞬間Uターンされるイスパの方もいますがw
心の中で「だ、大丈夫なのに、赤いからかorz」と思いますが、
むしろ防犯意識の高い、
正しい行動なのかもしれません。

他にも、ある足長おじ様から支援金ということで、
20Mという大金も頂きました。
「え、俺ら自分勝手にやっとるだけだけど、金くれるの？海賊は良い商売だwwww」
っていう情けない思考もよぎりましたが、
正義の海賊の仮面をかぶり、
感謝しつつ、ありがたく頂きました。
名工代にして、イスパ海賊に配布したいと思います。
ありがたや、OOOさん、本当に感謝。

というわけで、
今日も本腰いれて海賊して、
約8M分のお宝get。
最近は一回も死んでないし、
良い感じであります。
とはいいつつも、敵から結構追われていますが気合で回避しております。
ビバチキン！

しかし、悪名は1万をいったりきたり！
他所で悪行を重ねているみんなは、
悪名1万4千とかいってるらしい。
今週も負けるorz

イスパ海賊仲間のミッちゃんが、
六カ国国際模擬大会に出たいといいだし、
イスパ海賊団として、
出ることにしました。
5人全員が悪名1万越えして、
5万パワーズというチーム名にするとも言い出しましたが、
その名前は阻止していきたと思います。
でもまぁ、動く賞金20M艦隊というのは、
爽快でありましょう。

というわけで、
その予行練習ということで、
フェラファロ模擬にいってまいりました。
結果としては、よろしかったんじゃないでしょうか。
まだ不慣れというところもありましたが、
そこは様々なシチュエーションで場数だけは踏んでいる海賊。
回を重ねるごとに連携もうまく取れるようになっていったと思います。

ただ、一人足りなくて、あるイングさんに加入してもらったんですが、
この人が強かったから勝てて、
むしろこのイングさんのお陰が大きいんじゃないかと、
心の底では思いますが、
そこはワタクシ、全て俺の力のなせる業と、
全力で理解しました。

というわけで、赤っ恥をかかないぐらいに連携を鍛えて、
大会に臨みたいと思います。
予選敗退しそうっ・・・！w